今回の、ののが綴る徒然日記テーマ

<法然院・沖縄茶会の案内>・何時もぶれない方から・・。

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毎年、沖縄茶会を開かれている新居万太さんからご案内です。
文面の端々に想いが伝わって来ます。いつも感動させられています。
日々、嫌なニュースが報道されこの先に希望を持てない苛立ちの中、
それでも、いつも沖縄に心を寄せて行動されているぶれない万太さんに、
勇気を頂いています。
春と秋には東日本大震災の茶会もされて来ています。
四季折々、素敵な法然院で、心も癒されながら沖縄に想いを寄せたいです。
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立夏既に遠く、一雨毎の新緑青々と深まり、眩いばかりの初夏の侯であります。薫る風も清新に、方々、颯々とした日々をお過ごしの事と存じます。

さて、直近となってしまひましたが、今年もまた、「沖縄茶会」の御案内をさせて頂きます。

 

遠く沖縄は、梅雨真っ只中。そして毎年、梅雨の明けと共に「慰霊の日」を迎へます。

七二年前の四月一日、読谷村上陸に始まった「沖縄戦」は、六月二三日、摩文仁の丘での日本軍司令官の自死を以って一応の終結とされてゐます。戦後、六月二三日は「慰霊の日」と呼ばれる休日と定められ、人々は静かに死者を弔ひ、全島が悲しみに包まれる日となってゐます。日本で唯一、しかも筆舌に尽くし難い地上戦が行はれた彼の地に、心を寄せ、また、現在も終はらぬ「沖縄の戦後」に少しく思ひを致すべく、この茶会を続けてきました。

極端な例へかもしれませんが、あの被爆地・広島に、戦後、核ミサイル基地や核爆撃機の発進基地が造られたとしたらだうでせう。悲惨に追い打ちを掛けるやうな蹂躙が、戦勝国のみならず、ヤマト(日本)政府の肝入りで為されたとしたらば、広島県民はだう感じることでせうか。沖縄では、まさにそのやうな事が起こり、そして今も続いてゐます。「本土復帰」と云ふ幻想・・。「復帰」で、沖縄にも日本国憲法は適用されたのでせうか(否、今や沖縄どころか、ヤマトでも憲法がなし崩しに蹂躙されてゐますが)。沖縄の人々とその魂は、その思ひをひとつにして、彼の大国に、ヤマト(本土)の政府に、そして我々ヤマトの人間ひとりひとりに向けて、地の底から湧き上がるやうな声を、深い叫びを、沖縄の骨の声を、絞り出してゐます。果たして、ウチナー(沖縄人)の叫びは、遠く我々ヤマトの人間の心に響くのでせうか。

 

遥かな彼の地に思ひを馳せ、共に生きてきたはずの戦後七二年、本土復帰四五年の光陰をも偲び、ひと時、ご一緒に、法然院の閑寂の中で心を空にし、耳を澄ませて、祈りの時を過ごしたく存じます。いつもの通り、薄茶一服、他に何も無い粗相の一会であります。茶の湯の作法などはご無用に。只々それぞれのお心のままに静かに座ってお過ごし頂ければ幸ひです。お気軽にお越し頂き、任意の時間をお過し下さい。

皆様との邂逅を、心待ちさせて頂きます。

山猫軒茶の湯研究会 新居万太拝

 

 

 

 

第七回「沖縄茶会」  ~「慰霊の日」に、ヤマトからウチナーを思ふ

「沖縄の骨」に、耳を澄ます ~

 

とき /二〇一七年六月一八日(日) 午前十時ヨリ午後四時マデ在釜

(お茶席は開放してゐますので、在釜の時間内でご随意にお越し下さい。

お茶を飲まれて後、すぐに帰られるもゆっくり過ごされるもご自由に。)

 

ところ/法然院(京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町三〇番地)

 

かいひ/おひとり 五〇〇円 (子どもは無料です)

 

◎お問合せなど/山猫軒茶の湯研究会   電話 〇七五(七二一)九五三四  新居まで

ご意見・ご感想など頂ければ幸いです メール→ wildcat_house_636@yahoo.co.jp


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