今回の、ののが綴る徒然日記テーマ

朗読劇団・言葉座公演・東北の文学に思いを馳せて・・

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言葉座の公演を観るのは2回目。

今回の「東北の文学に思いを馳せて」に惹かれて足を運んだ。

チラシの雰囲気を、染められ布が袖幕に使われていた。

その効果は落ちついた舞台を創り出していた。

一 高村光太郎の、有名な詩の朗読から始まった。

樹下の二人・あどけない話・レモン哀歌

 

二 太宰 治・黄金の風景・これを朗読された田中一美さんは古い付き合いの人。

ご本人は、思うように行かなかったと言われていたのだが、なんのなんの

貫禄があり、私の好きな表現で言えば、<すくっと立って>居られた。

<すくっと立つ>と簡単に言うが、これを感じるのはなかなか無いのだ。

そして太宰 治、黄金の風景を読んでいなかった私には特に一言一言が、

実に見事に心に響いて来た。こんな面白い話も書かれていたのだ。

三 藤沢修平のまぼろしの橋・これも見事に語られていた。女性の変わり身の、

声の持つ力を感じさせて貰えた。

四 石川啄木 一握りの砂・悲しき玩具より

五 宮澤賢治 よだかの星

六 斉藤隆介 はたはた(創作民話集・雪の夜語り より)

七 井上ひさし 父と暮せばより

 

全体を通して、構成がすばらしかった。どの作品も、何処をどんな風に、

していくかの苦労が窺えた。

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パンフレットの中から・・

朗読の難しさ、言葉だけで表現する難しさ・・本の中身をどれだけ表現できているでしょう。
しかし、表現する楽しさ、仲間たちとの勉強は、生きる楽しさになり、多くのことを
学ばせてくれます。巣立って行った仲間たちも、公演がある聞くと駆けつけて手伝って
くれます。新たな入団者は、若くはありませんが元気です。劇団も高齢化していますが
次の担い手を育てるべく努力を続けています。
4年前の3月11日、東北で大震災が発生し、また、福島原発事故という人災まで、
引き起こしてしまいました。私達は東北の地に思いを寄せて、今回の公演に挑みます。

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井上ひさしの「父と暮せば」の最後の方の朗読が終わり、

そして映し出された一遍が、胸にささりました。

「満月は海より上がり原子炉と人なき街と村とを照らす」  三原凍子

カザルス 編 「鳥の歌」が流れた。


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