母の27回忌と永代供養

ひばり

今年、美空ひばりさんも亡くなってから<27回忌>だと、ニュースで、報道されていた。

母が亡くなったのも同じ年の平成元年だ。

ひばりさんの訃報の週刊誌を持って入院中の母に、「美空ひばりさんが亡くなったよ。」

って、話したことを、思い出す。母はその時には認知症が進んでいて、週刊誌をうつろな目で、

ボーっと見ていてなんの反応もしなかった。

なのにその週刊誌を捨てる事が出来ずに未だに持っている。

先日、姉も具合が悪くなったこともあり、今回27回忌と永代供養をする事にした。

私達も歳が行くし、この先どうして良いか?娘達は困ってしまうだろうから、

今出来る事を今のうちにしておこうと考えた。

これは、どの家庭も、これからの時代お墓とかお寺さんに来てもらうとかの仕来りを、

続けられなくなる時代に入ろうとしている。

それが寂しいことなのかどうかは、それぞれの考え方になってくるだろうけど、

今のような少子化時代になると、ますます問題は複雑化するのだろう。

母の場合も、再婚をしていて最後に私の所で過ごした経過があり、この複雑さを、

私自身抱えた結果になった。再婚相手のお墓に入れるのは、親族より断られたからだ。

そうした事情の人を受け入れて貰えるのが、天王寺にある<一心寺さん>だ。

納骨もしているので法要を執り行って貰う。

命日は8月16日の「送り火」の日。いつも母らしいに逝ったと思ってしまう。

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