「A2-B-C」

映画 A2-

日本在住の米国人、イアン・トーマス・アッシュ監督が、
テレビや新聞では一切報じられていない福島の現実を、
最も放射能の影響が大きいとされる子供の視点から映し出す。
タイトルは甲状腺に発生した嚢胞(のうほう)や結節(しこり)の
大きさを調べる甲状腺検査の判定レベルを表すもの。
福島ではA2判定を受ける子供が着実に増えているという。
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タイトルだけでは、何のことか、分からない人が、大半だろうと思う。
私もその一人。いろんな情報から、知り得たが全くなじみのないもの。
福島県の子供のいる家庭では、当たり前のように話していた。
A1は何もないA2では、甲状腺に嚢胞があったりする。
「僕はA2です。白血病とか癌とかになって早くに死んでしまう。」
と、子ども達同士での会話。
高校生の女の子は結婚し子供を生むのは怖いからいや!
除染をどんなにしても、その一部分だけで、一歩外へ出ると
高い数値のままで、子ども達のおかれている環境の今を映し出している。
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